人・組織の能力を高める「HRプログラムの価値」を最大化する

1.人材マネジメントが「経営」を左右する
ビジネスリーダーの期待に応える人材マネジメントとは、競合よりも高い人的能力、組織能力を生み出すこと。言い換えれば、最新のビジネス戦略に基づき、必要とされるタレント(才能)を可視化し、働く人たちが最大限に能力を発揮できる仕組みを創ること。この仕組みを経営視点での価値として見ていくと、短期的な戦略達成や人事管理コストの最適化だけではなく、長期的に、イノベーションや製品や組織文化としての企業ブランド価値の向上、その先には、自社の「持続的競争優位」に必ずつながります。また、その仕組みの付加価値を上げるためには、適切なタレントの採用はもとより、偶発的ではなく意図をもった、「学習と人材育成のプロセス、業績マネジメント、組織開発」といった、基盤となるHRプログラムとPDCAサイクルが必要となります。

2.人事部門と協働する「実務支援型コンサルティング」
多くの組織の実態として、ビジネスパートナーである人事部門は、経営から求められる期待とそのリソースに「ギャップ」が生じており、残念ながら、人材戦略は掲げられているものの、次の打ち手に迷いがある。つまり、基盤となるHRプログラムとPDCAサイクルが、まだまだ十分に展開できていないという課題をお聞きしています。ビジネスリーダーが描く戦略実現をスピーディに進めるために、コンサルティング会社として、何ができるか。私たちは、「学習と人材育成のプロセス、業績マネジメント、組織開発」を中心として、クライアント企業のHRプログラムの具体的な実務課題に合わせて、人事部門のパートナーとして、「一緒に考え、行動する=協働する」スタイルで、支援させて頂いています。加えて、コンサルティングに必要な専門ノウハウ・メソッドは必ずご提供させて頂き、クライアント企業に残すこともポリシーとしています。
・外部の専門家として、実務的な「専門的なノウハウ・メソッド」を提供する
・人材マネジメントの仕組みと課題解決を人事部門のパートナーとして協働する
私たちは、経営やビジネスリーダーの人事領域で、新たな選択肢をご提案させて頂いています。

About Baron Consulting

■事業内容/主な実績
①戦略人事・マネジメントに関する
コンサルティング
②マネジャー・管理職に対する
コーチング、教育研修

企業規模 : 500~2000名までの一部上場企業関連会社・中堅企業、100名前後の中小・ベンチャー企業まで、幅広く支援
支援内容は、クライアント企業が目指す状態や課題により、以下のような例があります。
6か月から1年以上の期間を通じて、カスタマイズで、複数のプロジェクトを併行しながら、人事部門の皆様と協働します。

1.学習と人材育成のプロセスの領域(一部例)
  • ・人材ポートフォリオを中心としたタレントマネジメントの仕組みづくり
  • ・次世代リーダーの育成施策を中心とした社員教育体系のプランづくり
  • ・ミドルマネジャーに対する人的マネジメントの向上を目的としたコーチングの設計と実行
  • ・次世代マネジャーに対するリーダーシップ醸成のためのコーチングの設計と実行
  • ・マネジメント選抜昇格の仕組みづくりと育成プランの実行
  • ・ヒューマンアセスメントを活用したマネジメント研修の企画と実行
  • ・成果行動特性インタビューによる部門別能力の可視化に基づく育成・採用・異動の施策づくり
  • ・キャリア開発のための仕組みづくりとワークショップの実施 等
2.業績マネジメントの領域(一部例)
  • ・評価制度の運用強化に向けた定着化研修及びマニュアルの監修
  • ・IPOに向けた新評価制度の策定(行動評価の導入)
  • ・マネジャーの役割明確化及び目標設定の最適化支援
  • ・働き方改革に伴う処遇・人事制度の改定支援 等
3.組織開発の領域(一部例)
  • ・シニアマネジャーの意思統一のための戦略オフサイトミーティング
  • ・製品別各部門の戦略に基づくマネジメント役割の定義のためのオフサイトミーティング
  • ・ミドルマネジャーを対象とした現場の課題解決に向けたグループセッションの実施 等
■メンバープロフィール
□代表取締役、CEO : 戦略人事コンサルタント、HRプロジェクトマネジャー
上村 健作 (かみむら けんさく)

大学院修了後、政府系企業入社。霞が関での勤務経験を持つ。民営化前夜の高速道路サービスエリアにおける3年間の「組織変革」の担当者として抜擢されて従事。そのプロジェクトで「人・組織の力」を深く知り、コンサルティング業界へ転身。2006年、人材の採用-配置-昇進の意志決定を支援するコンサルティング会社に参画、リーダーシップ開発-チェンジマネジメント系コンサルティング会社を経て、世界トップ水準の技術を保有するソフトウェア会社にて、戦略人事マネジャーに就任。急成長する同社で、「戦略的人材マネジメント」をゼロから構築、多忙を極める事業部門を支え、後の同社のIPO(上場)における土台づくりに大きく貢献。2014年、株式会社バロンコンサルティングを設立、代表取締役に就任。自身の経験から、研修や人事制度構築に留まらない経営・人事のパートナー型支援の実務コンサルティングを展開。多くの大手・中堅企業のビジネスリーダーの期待に応える「人・組織の課題解決と仕組みづくり」に貢献している。現在、複数の大手コンサルティング会社のパートナーコンサルタントとしても活動中。

□HRプリンシパルコンサルタント
廣瀬 正人 (ひろせ まさと)

多摩大学大学院博士課程(MBA経営学修士)修了。大手食品会社を経て、教育会社に転身、人材アセスメントのセールスマネジャーとして売上拡大に貢献しながら、数多くの研修も実施。その後、大手企業傘下の教育会社でコンサルティング室担当部長、営業部長を歴任。コンサルティング案件の他、多数の有名大手企業に対して、アセスメント・センター手法を基軸とした人材アセスメントプログラム、マネジメント研修、コーチング研修等を実施している。株式会社HAコンサルティング CEO。『マネジメントブック』、『実践コーチング&コミュニケーション』(ともにNTTラーニングシステムズ株式会社)他著書多数。

□社会保険労務士、HRパートナー
原田 修司 (はらだ しゅうじ)

明治大学大学院経営学修士修了。 大手生命保険のシステム会社を経て、2012年より、社会保険労務士として、 多くの人事制度構築に携わる。平成29年民営職業紹介事業者人材育成推進事業評価部会委員も務める。一部上場企業(流通・小売サービス)子会社の人事制度改革の大型案件もPJリーダーとして人事部門を支援。

□HRキュレイター
崎原 誠 (さきはら まこと)

中央大学法学部卒業後、一般財団法人労務行政研究所に入所。人事部門専門誌『労政時報』にて、20年にわたり、延べ1000社以上を取材。その後、2015年に独立。人事・組織の専門記者としての活躍の傍ら、これまでの知見を活かした、クライアント企業への人事施策のアドバイザリーも務める。弊社・スペシャルフェロー。